ル・コルビュジエ LC10 ダイニングテーブル


事務所のテーブルを探すときに、ガラスのテーブルをいろいろ探したり、考えたりしましたが、結局、ル・コルビュジェ LC10 ダイニングテーブル W180×D90×H72cm/イタリア製にしました。

値段(価格)がリーズナブルで、かつ、シンプル、というより単純な形体が、目立ちすぎず空間にマッチしやすいからです。
構造は、クロームの足に、上のほうで黒いマット仕上のアングルの枠が回っています。この枠の上に、点状のゴム素材が、数点置いてあり、黒い枠から少し浮いて、ガラスが置かれています。優雅な感じです。
写真では、白い背景で撮っているので、この黒い枠が、ダサいようで気になりますが、実際に部屋に配置すると、この黒い枠はまったく気になりません。コルビジェの大胆で、デザイン当時の工業化の視点もあったのでしょうが、的を得たディティールだと、使っていて感じます。

サイズも、バリエーションが豊富で、選びやすくなっています。このようなデザイン家具は、プロポーションなどデザイン上、サイズの汎用性に乏しいケースが多いのですが、この単純な形は、簡単にさまざまなサイズに変更でき、特に欧米のデザイン家具は、大きなサイズが多いので、日本の家では、もてあまし気味になるのですが、日本的サイズにも対応でき、選びやすくなっているのではないかと思います。
(私は、事務所で大きなサイズをつかっていますが・・・)
LC10 Dining table AW120xD80xH70(cm)テーブル
ル・コルビュジェ LC10 ダイニングテーブル W120×D120×H72cm/イタリア製

ガラスのテーブルの特徴は、透けて見て、優雅なことです。僕の場合、テーブルの下に、観葉植物を置いたりして楽しんでいます。食卓の上には、鉢物はもちろん、切花もあまり好まない人もいますので、テーブルの下に置けば、食卓を、華やかな感じにできるのでもないでしょうか。
事務所としても、どうしても、無機的雰囲気になりがちですので、観葉植物を置くととで、打合せの雰囲気も和むというものです。

ガラステーブルの欠点もあります。
  1. 重い。
  2. 埃が気になる。
  3. 手の油の汚れが目立つ。
  4. 硬いものを置くと傷が付く。
とはいえ、ガラスのテーブルの魅力は、欠点を補って、余りあるように思えるのですが、いかがでしょう・・

天板のガラスについては、強化ガラスを歌っている製品もありますが、生板ガラス(普通のガラス)で十分です。強化ガラスは、爆発的に割れること、つまり割れると机のものが一気に落ちる。また、強化ガラスは、小口の衝撃に弱いので、角を硬いもので、たたくと一気に爆発的に割れます。生板ガラス(普通のガラス)は、割れると鋭く割れ、危ないのは十分承知しなければなりませんが、通常の利用の際は、まずひびが入る程度でしょうから、かえって、生板ガラス(普通のガラス)のほうがいいのではないかと思います。ただ、地震の時には潜り込まないでね・・死んじゃいます。この件は、購入の際、メーカーの言い分の良く効いてみて下さい。

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